深軒の家

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撮影 中澤建築設計事務所

新旧建物の入り混じる地に建つ、深い軒を持つ住宅です。 少しの雨なら横付けした車から軒下を通り 玄関まで濡れずにたどり着けます。

敷地南側には里道が、西側にはマンションの共用廊下が 隣接し人の行き来を感じる環境でした。 この環境で明るく開放的な空間を確保するために、 建物で視線をある程度遮ることのできる コの字型のコートハウスになりました。

リビングの中庭を介した向かい側は平屋とし、 上部バルコニーの手摺も光を遮らない形状としています。 光が奥まで届くように天井を高くし 床から天井までの大開口としています。 窓先には冬の陽光は取り込み、 夏の日射は遮ることができる軒を設けました。 大きな開口のため軒も高くて深いものになり、 普通の軒下より屋外のように感じられる明るい空間です。

ウッドデッキで仕上げられた軒下を、 先日も子供たちが走り回っていたそうです。 すこし深めに確保した軒が日々の生活に彩りを 与えはじめてくれているようです。