八千種の家

のどかな田園風景の中に建つ平屋の住宅です。

光や風を効率よく取り入れるために、建物は東西に長い形状に!

ご実家との行き来を考慮して、家の中を土間が通り抜けています。

勾配天井が土間とLDKを視覚的につなげています。

土間を介した部屋の行き来が頻繁にあるときは、渡り廊下を引き出します!

趣味のエレキベースを飾っています。

ご実家との間のスペースは中庭のようです。

土間の向こうは客間として利用する和室です。

深い軒下はハンモックを吊るすのに最適。
ウッドデッキは、なんとご主人の手作りです!

photo: junya terashita
山々に囲まれた、のどかな田園風景の中に建つ平屋の住宅です。
お子さまの入学を機に、ご主人の実家の南隣に移り住まれるご計画でした。
この辺りは南北に窓があると風が通り抜けて心地よいとのこと。
その風や陽光を効率よく取り入れるために、建物を東西に長い形状としました。
スポーツバイクやアウトドア用品などの置き場として、
少し広めの土間を設けることになりました。
その土間は複数の部屋に隣接するように設け、一体としての利用が可能です。
また、ご実家との行き来を考慮して、通り抜けることができるように計画しました。
土間越しの部屋への移動が多いときには、渡り廊下のように備えられた床を引き出して対応します。
外での作業が多いここでの暮らしには、昔の民家のように半屋外の土間が
身近にあると多様な使い方が可能となり、重宝することが予想されます。
自然が身近にある環境のなかで、楽しんで子供を育て、心地よく暮らされることを期待しています。